2007年更新の記事です
玄米菜食の盲点(親父と末期がん)

我が家は幼少時から完全玄米菜食
我が家は私が幼少時、アトピー性皮膚炎、小児喘息、蓄膿症などアレルギーのフルコースであったために、完全玄米菜食に移行しました。
親父が余命3ヶ月の末期肺がんに
私のアレルギーは小学校の頃には完治したのですが、
今から20年以上前、つまり私が高校生のとき、
親父が余命3ヶ月の末期肺がんになったのです。
完全玄米菜食だったのにどうして?
親父にとってみれば
「完全玄米菜食をやっていて、食事は完璧なはずなのにどうして?」という思いがあったようです。
グリーンポプリにも完全玄米菜食を何十年もやっていながら、癌に冒されたお客様がよくお来しになります。
そして皆さんが必ず言う言葉、
「私は何十年も食事に気をつけてきたのにどうして私が癌に?」
完全玄米菜食だったからこそ
玄米菜食をやらずに好き放題に食事を摂っていたら、
もっと早くに癌になっていたかもしれないという推測。
玄米菜食だったからこそ、今まで癌にならなかったのでは?
食事は病気のリスクの1つに過ぎない
病気は食事だけではなく、
ストレスや過労、睡眠不足、運動不足、冷えや暑さなどの外因など様々な要素に影響されるものだ。
つまり「食事を正すということは、病気のリスク回避の内の1つの手段に過ぎず、
いくら食事が良くても、運動不足であったり、過労であったりすると、当然病気になる。」
という考え方。
食事に対する考え方そのものが間違っていたのでは?
もう一つは、「“食事”というものの考え方そのものに誤りがあるのではないか?」という考え方。
つまり過剰に何を食べるか?無農薬食材などと気にしすぎて、毎日の食事そのものがストレスになっている可能性。
そしていくら良い玄米を食べていても、よく噛まずにいつも消化不良になっているケース。
いくら良い玄米を食べても、私の親父のように夜中の0時を過ぎてから食べているケース。
玄米菜食の技術が未熟で、栄養に偏りもしくは不足が長期的に生じていたケース。
当然このような状況が長期間続けば、
いくら玄米菜食を行っていたとしても、病気にはなるわけです。